ゆろぐ。

旅の備忘録。

202001@伊東

今回は、日々の労働による疲れとストレスを癒すために伊東温泉へ。伊東温泉自体は2回目ですが、初の星野リゾートの旅館 界に泊まりました。
ひたすら部屋でゴロゴロしたいという野望を掲げて、ご飯もついてて〜温泉もあって〜部屋が広いとこ〜と言えば…みたいな。

当日はあいにくの曇り空でしたが、まあ引きこもるので問題ないよね。
東京駅から特急スーパービュー踊り子号に乗って伊東駅へ!スーパービューは車窓が大きくて、席間も心なしか広い…気がする。通常の踊り子号はなんかこう、THE昭和感ありますよね。
行きの電車でのお供は、定番・メルヘンのサンドイッチ。コンビーフと黄桃のやつ。
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1時間半程で伊東駅へ到着~!ここからは徒歩で本日のお宿へ。ところで、星野リゾート系列て送迎バスないのがデフォなの…?それだとペーパー免許民としては、選択肢が駅から徒歩圏内のとこに限られるんだよなぁ…。
旅行先でタクシーには絶対に乗りたくないという強い意志がありまして。ほら…旅行先のタクシーに乗ると、9割方運転手から話しかけられるやん…。なんでわざわざお金を払って来てる旅行先で、知らない人間のお喋りに無賃で付き合わないといけないの?と人間としてあまりにアレな思想。

徒歩15分程で旅館に到着。チェックイン時にお茶とお菓子をいただきました。
このどら焼きが美味し過ぎて…!これ半分じゃなくてど〜んとホールで欲しい…という感じ。
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お部屋も凄いんです!無料で4人部屋にグレードアップしてくれていたので尚更。
もう家だよ…これは家…。思わずここに住みたい発言連発しちゃった。
いつかこんなお家に住みたいなぁ〜!それまで頑張って労働しようね…。
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あとアメニティの1つとして風呂敷をもらいました。一緒に風呂敷の包み方の説明書きもあったんですが、これが難しい。
昔からこういう…なんつーの…説明書きを読んだり説明を聞いたりしながら実践するのが本当に苦手。
学生時代、授業中に先生の説明を聞きながら、同時に皆で何かをやるのが憂鬱だったなぁ。覚えが悪いんですかね?飲み込みが遅いの?
一人で落ち着いてじっくりやれば出来るんですけど。パッとすぐ出来ないんだよねぇ。あー頭が悪い…のか。
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ところでこの風呂敷見て、へぇ〜変わった色合いだな〜なんて思ってたんだけど、友達が「これ義勇さんの羽織りじゃん…笑」て言ってて、そ、そそそれだ────!!!てなりました。全く気付かなかった。配色は違えど、色合いがまさに冨岡義勇さん…。

一通り部屋を探索した後は、夕食までお昼寝タイムです。毎度恒例のお昼寝タイム。今回はそもそもの旅行の目的がダラダラすることですが、観光とかグルメメインの旅行でも、閑話休題・お昼寝タイムは大事ですよ!イライラギスギスを回避出来るから。
こんなに広い部屋でベッドも一人2つずつある上にソファも1つずつあるのに、自然と畳に寝転がる人たち。しかもよりによって、ソファとちゃぶ台の間に挟まるように。狭い場所がね…落ち着くんですよ…。ところですっかり日が暮れた後に、部屋の窓から見えるハトヤのネオンに和む。ハトヤ、実在したんやな…(何だと思ってる?)。
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そして念願の夕食タイム〜!!お品書きはこんな感じ。
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部屋食じゃないのは残念だったけど、食事処も半個室みたいな感じだったのは良かった。まぁ少し、いやかなり他のテーブルがうるさかったけど…。
ご飯はとても美味しかったです!鯛のお刺身がもう…!各お刺身ごとに専用の甘口醤油があったり、お塩があったり。白子のグラタンとかも、最初は!?て感じでしたが、これがまたクリーミーで合う〜!!て感動してました。1番美味しかったのは鰤の土鍋ご飯。大きな土鍋に山盛りあったけど、2人でナニコレ美味い美味い言いながらキレ〜に完食しました。ご飯を食べ切れなかった他グループは、夜食用におにぎりにしてもらってて羨ましかったです。まあ、お前ら完食したやんて感じなんだけど。この土鍋ご飯の中に、小指先くらいの里芋?みたいなん入ってて正体が不明だけど美味しい…でも何ぞこれ?て思ってたら、零余子(むかご)なる食べ物だと教わりました。初めて食べたし、今後食べられる機会無さそうだけど、不思議美味しかったです。デザートの淡雪チーズも美しい〜。
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こんなに満腹になった後でも、お酒とお菓子でダラダラしたい欲が勝り、お風呂入る前に徒歩で行けるコンビニへゴ〜。とうとう降り出した雨がツラいよ。やはり宿へ向かう前に買っておくべきだった。コンビニでは、お酒にアイスにポテチを購入〜。最初は食後にこんないるかなぁ…?て感じでしたが、いざ部屋で食べ始めたら手が止まらず、チョコだのクッキーだのも買えば良かったね…と後悔しました。
ところであっという間に部屋の散らかり感が凄いことに。
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買出しも済み、夕食も堪能した後は、もう一つの念願の温泉へ!露天風呂があるのだ。この時ちょうど20時くらいだったので、1番混んでる時間かも…と思いきやほぼ貸切。ここ入っても良いんだよね…?て心配になるくらい。露天風呂は丁度良い湯加減でしたが、雨が降り始めてきたので湯に浸かってない部分が寒いのなんの。
更衣室に、たくさんオシャなアメニティが置いてあったのも良かったな。貧乏性なので一通り髪と肌に塗りたくる。
温泉の近くには足湯もありまして、ちょうど今日はゆず湯仕様とのことだったので寄ってみる。しかし結構な雨。ちょこっとだけ足を突っ込んで退散します。インスタ映えではある。
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ご飯もお風呂も済んだ後は、気兼ねなくまたダラダラタイムです。お酒飲んでお菓子食べて、ちょうどやってるアニメを適当に観る。なんなんだ!この百合アニメは!全く意味分からんこれ…。と野次を飛ばしながら観る。絶対きらら枠だろwwwて笑ってたら見事に正解を当ててしまう。好きな人いたらごめんなさい。むしろこの魅力を教えてくれ。
観ながら話してたんですが、段々と歳を取るにつれて、こういうゆる〜い日常ものが観られなくなるよね、て。昔から日常ものをあまり摂取してこなかったけど、社会人になって短気みが更に加速し、起承転結も進展もない物語を楽しめない体に…!これ観ててどうなるん!?結末あんの!?て不安になってしまう。現代病ですかね?これ。
もうアラサーなったのに、剣と魔法の異世界ファンタジーとか大好きだし…。昔は、大人になったら(現実味の欠ける)ファンタジーが読めなくなってくるよ〜て言われてたのにな。むしろ現実逃避のためにより異世界・異能力ファンタジーを好むように…。あとはアイドルだな。とにかくこの腐った日常から離れたいんだ俺は。

話が逸れましたね。一通りダラダラしたら、眠くなるのが世の常(?)。ひろーいベッドルームにダイブたら、速攻で寝落ちる。
地味にベッドサイドにコンセントがあることへの有難さで拝んでしまう。マジでベッドサイドにコンセント設置してないホテルってなんなん?どこで携帯充電しろっつーの?設計者はなに考えてんの?て問い詰めたい。でも割とよくあるあるなのですよ。

2日目。朝食は予約制だったんですが、遅い時間を予約できなかったので泣く泣く7時半に起床。でも普段起きてる時間よりは1時間遅いので、難なく起きられるのが偉い。社会人になって、本当に早起きが出来るようになったなぁ…としみじみします。社会人2年目くらいまではマジでマジでマジで早起きが辛過ぎて鬱になりかけてたもんな。あと何十年もこの時間に起き続けるの絶対に無理…と思ってたけど、慣れって怖いですね。今はもはや諦めの境地です。はい。

朝食はこんな感じ。
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メインは鯵のなめろうだったんですけど、鯵が苦手な私は別のものに変えてもらいました。朝から肉。バターと一緒に焼いて、美味しい白米に乗せて食べると美味しいのなんの。他のおかずも美味しくて、白米が止まらない〜。おかわりしちゃう〜。
青魚系に対する苦手意識は、食の幅を広げるためにもいつか克服したいなぁ。
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朝食後はまた部屋でダラダラタイム、ですが意を決し重い腰を上げて朝風呂へ向かいます。朝風呂もまた貸切です。ロビーや食事処では他の宿泊客たくさん見かけるのに、なぜお風呂ではほとんど人を見かけないんだろ…。ここのお風呂は全体的に温め設定だから長風呂出来て良かったですね。

チェックアウト時間ぎりぎりまで粘り、チェックアウト。まだ昨日に続いて小雨が降ってるのが憂鬱。ビミョ〜に駅まで距離があるんですよ…星野リゾートさん送迎バス制度を全施設で導入してくれ。頼む。

伊東駅近くで、お土産だの昼食だの買い込んで、東京行きの踊り子号へ。帰りはスーパービューではなく普通の踊り子。普通のは昭和感が半端ない。一泊2日、見事にダラダラしまくってただけなのに帰りの列車では爆睡してしまった。

またダラダラしまくるだけの旅行したいな〜。