ゆろぐ。

旅の備忘録。

201911@飛騨高山

今回は、初めての飛騨高山方面へ行ってきました。
飛騨牛美味しそうだし〜白川郷見たいし〜てずっと気になってはいたんですが、何だかんだ後回しになっていました。というか、もしかしたら岐阜県自体へ初上陸かもしれません。

前日に東海道新幹線が運転を見合わせたりしていて少し不安だったんですが、当日は天気も交通機関もバッチシで本当に良かった。日頃の行いですかね。うんうん。

早朝6時台の新幹線に乗ったんですが、東京駅のほとんどのお店がまだ開店前で、ギリギリ新幹線南改札内にあるスタバが6時半に開店だったため、その10分前から並んで待機!すでに5組くらい並んでいて驚きです。皆、スタバ好きやな。そんな私も事前にクレカのポイントをスタバカードに移行したりで、行く気満々だったわけだけど…。
ちょうど11月になったので、新作フラペチーノが飲めました!メリーストロベリーケーキてやつ。
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他にもめちゃめちゃ買い込んでる…。ちなみに、新幹線に持ち込む飲食物はいつも品川駅時点でほぼ完食しています。

今回は、まず東海道新幹線名古屋駅まで行き、そこで特急ひだ号へ乗り換えて高山駅へ向かう感じ。白川郷へは、2日目に高山駅から高速バスに乗って行きました。

名古屋駅まではあっという間〜。割と東海道新幹線のヘビーユーザーな感じですが、京都で乗降することがほとんどのため、その前で降りたりそのまま乗り越したりするのは変な感じ。
名古屋駅での乗り換え時間が10分少々しかなくて、マッハでひだ号へ。何となく予約した特急がスーパービューなるものだったため、景色がよく見えました!
でもねー、ずっと日向側だったので、超眩しかった…。ぶっちゃけほとんどカーテンをしめてしまったので、あまり風景を楽しめなかったのが残念。
今度からはちゃんと調べて、予約する時に座席の側も指定しないと駄目だな。

ところで途中の下呂温泉。未だに小学生レベルの感性なので、ゲロね…となってしまう。
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おおよそ特急2時間強でようやく高山駅へ到着!
高山駅、改装したばかりなのかめちゃめちゃ綺麗です。ところで、こんな感じの現代建築風の駅って結構流行ってるんだろか。
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今回は駅近のスパホテルアルピナというホテルに泊まりました。お部屋も広くて綺麗だったし、何よりお風呂がとっても良かった!露天風呂もあったしね。
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まだチェックイン時間前でしたので、ホテルに荷物だけ預けて辺りを散策。
まずは事前に目星を付けていた恵那川上屋のカフェへ。この栗きんとんと栗菓子専門店へどうしても行きたくて。
ここでは、モンブランとお餅のセットを注文しました。
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このモンブランがね〜〜〜本当に美味しいの〜〜〜。モンブランのお山が3連になってるんですが、右からカシス、プレーン、プラリネクリームと味が違うんです。そして一緒に沖縄の塩が付いていて、プレーン部分にこれを掛けて、また味の変化を楽しむという…もうブルジョアジーのグルメな遊戯ですよ。どれも美味しかったけど、個人的にはナッツ系のお菓子が大好きなので、プラリネクリームが1番良かったですね。
このお店はカフェとお土産屋が併設してるので、自分と友人知人用のお土産もチェック。消費期限が早いものもあるので、明日の帰りギリギリに買おうといくつか目星を付けておきます。こういうところは驚く程用意周到。

そして、この後は高山陣屋へ行きました。
えー入場料とるん?どうする?て1回は引き返しかけたんですが、まあせっかく来たしね、てチケットを買って見学。これが実は良かったです。見所満載。中はかなり広いので、全部見て周るのに1時間以上かかったかなぁ。
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刀剣乱舞の世界や〜!(和風建築を見る度にこれ言ってる。)

実際住んだら、夏は暑いし冬は寒いんだろうけど、こういうところで隠居して残りの人生マターリ(*´∀`*)暮らしたいよね。日がな1日、縁側で日向ぼっこしたりね。
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あとお白洲もありましたね。ニコォ…て思わずしちゃう。ここで縛られたり責められたり打たれたりするのかなぁ〜みたいな。実際のとこは知らんけど。
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高山陣屋を満喫したあとは、古い町並み方面へ。ここが飛騨高山の一大観光地というか。名前もスゴいですよね古い町並み。これ地区の名前なんですよ。
古い町並みでは、お土産屋で買い物したり食べ歩きしたり。全く飛騨高山関係ないのに、ピアス買いました。水玉模様がかあいいの。
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そして〜!ド定番の!肉寿司です!大行列の人気店です。ボキャ貧だけど本当に口の中で蕩けるよ〜〜〜。
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実はこの日、かなり冷たい強風が吹き荒れていて、長袖のワンピース、ニットのカーディガン、トレンチコートの3段構えだったのに、めちゃめちゃ体が冷える…。山の方だから、東京よりは寒いかな〜?とは思っていたけど、覚悟が足りなかった。寒い。もうとっても寒い。
そろそろ夕方に差し掛かりそうでもあったので、ホテルへ退散することに。ホテルには楽しみにしているスパと大浴場もあるしね、露天風呂もあるしね。
帰ってすぐお風呂へ直行したいとこだったんですが、夕食にはホテル近くの焼肉屋へ行く算段。お風呂に入った後に外出して、湯冷めからの〜風邪っ引きが1番恐るる事態なので、お風呂は我慢してしばしお昼寝タイム。
私は大抵の旅行でこのお昼寝タイムを大事にしているんですが、きっとハ!?てなる人は沢山いるだろな…その間に観光とか出来るだろ!て…。出来る、出来るけど…休息大事じゃん?ここで無理して疲れて、風邪引いたり足痛めてもアレだし、何より精神的にも疲れたら険悪ムードになったりするじゃん…?それを防ぐためにも、お昼寝タイムは大事なんですよ!(力説)

一眠りしたあとは、ホテルから徒歩10分程にある、事前にオススメされていた飛騨牛焼肉屋へ。ここは団体客以外は予約出来ないので、しばし待つ気概で。
まだ18時前だったので、数組くらいしか待っていなくて一安心。それにしても外国人、というかアジア人多いな…つか日本人客は自分たちしかいないのでは…?ここは日本なのか…?
マジで最近国内のどの観光地に行ってもこの現象よな。何ならハワイのが意外と日本人だらけだったわ。
20分くらい待ったら無事に席へ通されました。久しぶりの焼肉!しかも飛騨牛!にテンション高まります。
ですが、メニューを開いて…ん?オススメされてたお得な肉と野菜の盛り合わせセットがない…?てか心無しか聞いてたのより、値段上がってない…?みたいな。
後で調べたら、今年くらいからお得な盛り合わせセットがメニューからなくなったみたい。うーん。まあこの客層見ても、爆買い外国人からふんだくりたくなる気持ちは分からなくもない、まあ。
気を取り直して、飛騨牛の盛り合わせをチョイス。きたきた。これこれ。
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めっちゃMORIMORIや!わくわくしながらトングを握る。ん?心無しか脂身の部分もあるような。いやいや、気にしちゃいかん。とにかく焼くぞ!
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美味しい〜!!!飛騨牛美味しいね。ありふれた表現だけどとろける感じ。
黙々と肉を焼いていったんですが、この盛り合わせ、やっぱり脂身オンリーみたいな部分もあって…いや、美味しい肉の脂身は美味いのか…!?いや、脂身やわ。みたいな感じ。
美味しかったんですけど、聞いてた評判とはちょっち違ったかもだなー。メニューも変わったみたいだし、色んな部分で成金外国人向けのお店になってしまったのかもしれぬ。

旅行では奮発して、現地のお肉を食べる!を基本目標にしていますが、今までで長野で食べた信州牛がベストオブ焼肉ですね。
しかもあれタダだったんだよな…なんか旅行会社のツアー申し込んだら、知らない内に市内の飲食店で使える夕食券が付いてて、使えるお店の一覧表に載ってた焼肉屋を何となく予約して行ったら、これがまためちゃめちゃ当たり店で最高に美味しい焼肉をお酒代だけで食べられたんだよね。また行きたいなぁ。あそこでザブトン(※部位の名前です。)の美味しさを知ってしまった。

焼肉を堪能した後は、コンビニへ寄ってお酒とおつまみとスイーツを補充。まだまだ飲み食べます。

あとようやく楽しみにしていたお風呂へ行きました。露天風呂が最高でしたなー。夜は生憎の曇り空だったので星は見えませんでしたが、運良く人が少ない時間帯でまったり出来ました。ジャグジーもあったし、ここに1週間くらい隠居したいよ。どこへ行っても隠居願望は募るばかり。

2日目は、朝一で白川郷へ向かいます。
駅前のバスセンターで、土日の白川郷行きバスは大変混雑するので、早めにバスターミナルへ来てねと言われていたんですが、本当に凄い人でした。そして、やはりここでも日本人は少数派。なに?なんでこんな飛騨高山流行ってるん?
ここでは、某国の方々が私の並んでる列にズル込みしようとするのを、必死に妨害していたため朝から疲れ果てる。頼むから頼むから並んでくれ〜。バスは沢山来るから。絶対に乗れるからって誰か言ってやってくれ。
ようやくバスへ乗り込んでからもトラブル発生。また某国の方々が、一族全員で同じ号車に乗りたい!!と大騒ぎ。じゃあ全員で後ろの2号車へ行くか、1号車と2号車に二手に分かれるかにしてくれと運転手から英語で言われても、嫌だ!!!!!全員1号車に乗せろ!!!!絶対に俺たちは降りないぞ!!!と喚き散らす…。
頼むからコイツら全員強制送還してくれ〜!!すでに発車時刻かなり過ぎてんだよ!!とおそらく他の乗客全員思ってます。
最終的にバスセンターの社員と警備員まで出動して、何とか某国集団をバスから降ろしても、また無理矢理全員で乗り込もうとするのをまた警備員たちが抑え込もうとしての大立ち回り。いや本当にすげぇな。

少し遅れて無事に!?発車したバスですが、1時間程で白川郷へ到着!
トンネルを何個も越えた先に…てやつです。これこれ集落や〜!好きです集落。集落パロとかね。良いよね。閉鎖的で陰鬱な集落での狂気的な風習とか儀式とかね。
まあ白川郷は明るく観光地化されているので、そんな様子は微塵もしませんが…。
でもこんな感じはとても良いのだ。
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展望台にあったたぬきのふぐりの大きさをガン見して(白川郷の狸だからどぶろく持ってたんだね、後から気付いた!)、合掌造りの家を見学したり、ひっそりと売られていたどぶろくソフトクリームがとっても美味しくて、なんで大々的に売り出さないんだ!?と疑問に思ったり。
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結局、滞在は2時間弱くらいかな?また高山駅へ向かうバスに乗って戻ります。
そういえば、この2日後に白川郷で火災があったそうですね。びっくりや…。確かにここよく燃えそうだな…て思ったし、そこら中に火気厳禁!て貼紙してあったからねぇ。

高山へ戻ったら、ここからは帰りの電車の時間との戦いです。
まずは昨日行った恵那川上屋で、お土産を爆買いする算段。最終的に5千円近く散財して、自分でも驚いちゃった〜(他人事)。
栗おこわに栗タルトに栗きんとんに栗チョコレートに栗どら焼き、あと友人知人へのお土産もここで全部調達。
ところで友人知人へのお土産は進んであげたくなるんですが、会社のお土産への意欲が爆薄いのはなんででしょうね。今回も買わなかったしな…。まあ職場の人間に旅行する言うてないしな、みたいな。
年に何回か旅行するんですけど、行く度に買うのが面倒なのと、今の部署の人数が多いので、全員分買うと値段と重さが結構…なことになるのとで、極力買いたくないんだよね(正直者)。
年に2回は買ってってるから良いでしょ、てことで黙殺。もう会社でお土産貰うのもあげるのも面倒だからさっさとお土産制度を廃止してくれないかなー。

爆買い日本人をやった後は、また昨日行った古い町並み方面へ向かいます。ガイドブックに乗っていた、お蕎麦と飛騨牛の朴葉焼きのランチを食べるため走る走る。
無事にお店を見つけるも、かなり並んでる!というか土曜日なだけあって、古い町並み自体も大混雑です。昨日観光しといて良かった…。
30分程で席へ通されるもタイムリミットはあと30分弱。速攻で注文を済ませ、早く来い早く来い…と祈り続ける。その祈りが通じ過ぎて、お店のおばさまに「もう少しでね!出来ますからね!お待ちくださいね!」て念を押される始末。というか急いでるなら、もっと空いてるお店で簡単な物を注文しろ!て感じですよね。でも旅行先では一食たりとも無駄にしたくないという決意なので。
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待って待って待っただけあってとっても美味しかったです。特に朴葉焼き!初めて食べましたが、何てご飯が進むおかずなんだ…!飛騨牛はもちろんですが、上に山盛られたキノコや野菜類もめちゃめちゃ美味しい。あとこの地方名産の、こも豆腐も美味しかったです。食べ応えがあって、普通のお豆腐より好きかも。

で、ホテルに預けた荷物をマッハで回収して、高山駅へ急ぎます。14時台の電車は早過ぎたかな?て感じでしたが、あともうちょい遊びたいな…て思わせるくらいが良いよね。飛騨高山、とても美味しくて楽しかったです。

そんなわけで、今回の旅でした。